「今月、あといくら使えるんだろう」 スマホで銀行の残高と、次々に届くカードの決済メールを交互に見ながら、心臓がバクバク鳴っている。そんな夜を過ごしていませんか?
かつての私が、まさにそうでした。 8社から合計400万円の借金。毎月の返済額は20万円。 手取り月収のほぼ100%が返済に消え、足りない生活費をまた別のカードで借りる。そんな出口のない「負のスパイラル」の中にいた私が、どうやって「自己破産」を選び、今、子供たちと笑ってご飯を食べられるようになったのか。
これは、綺麗事抜きの私の実体験です。
カードが「満杯」になった日。家族にバレる恐怖との戦い
借金が膨れ上がった一番の理由は、信頼して渡した家族カードでの夫の使い込みでした。携帯課金にメルカリ……気づいた時には、自分たちの生活を支えるためのカードは全社「利用限度額いっぱい(パンク)」の状態。
でも私が一番怖かったのは、「家族に借金がバレること」。 親に知られたら、子供の将来はどうなる? でも、もうどこからも借りられない。 督促の電話が鳴り響く前に、私は震える指で検索しました。 「オンライン 借金相談 バレない」
女性弁護士さんとの出会い
「本当にバレないの?」「怒られるんじゃないか」 そんな不安を抱えながら見つけたのは、オンラインで完結し、女性の担当者を指定できる事務所でした。
口コミを隅々まで調べ、意を決して相談した私に、担当の女性は驚くほど親切で丁寧でした。 「大丈夫ですよ、一緒に解決しましょう」 その一言で、張り詰めていた糸がプツリと切れ、私は初めて「助けて」と言えた気がしました。
借金問題よりも過酷だった「夫婦の亀裂」
本当はすぐにでも「破産」してリセットしたかった。でも、当時の私には夫がいました。 破産手続きには配偶者の書類が必要で、そうなれば絶対にバレてしまう。
苦肉の策として、私は夫に内緒で「債務整理(任意整理)」からスタートしました。パート代から月9万円、必死に弁護士費用を積み立てる日々。 しかし、その努力も虚しく、結局借金は夫にバレました。
元々冷え切っていた夫婦仲は一気に崩壊。大声で罵り合う日々。 別室にいた長男は、きっと全てを察していたと思います。もめにもめて、両家の親にも全てがバレ、私は離婚を決意しました。
家にいても家事も育児もしない、ずーーーーーーーーーっとスマホばかり見てゴロゴロ居間に転がっている人を見るのが不快で仕方がなかった。お金があるときはパチンコ屋に1日中行って居なかったので、「離婚」を選択した時肩の荷が降りた感じがしました。
離婚、そして「自己破産」へ。どん底で見つけた希望
離婚したことで、ようやく私は「自己破産」へと舵を切ることができました。 この時は保険会社の事務パートをしていた私は、「金融業界で破産したらクビになる」先輩から聞いていたので怯えていました。
でも、正直に会社へ事情を話すと、仕事はそのまま続けさせてくれたのです。 「破産しても、社会から追放されるわけじゃない」 (金融系の職業では債務整理や破産などはNGな事が多いです。私は事務でパートだったので大丈夫でした。)その事実は、私にとって大きな救いでした。
月収10万、弁護士費用3万。それでも「美味しい」と感じたご飯
手続き中は、自分のパート代10万円で子供3人を養い、弁護士費用を払う過酷な生活でした。 弁護士さんは私の状況を汲み、積立額を月3万円にまで下げてくれました。
食べるものにも困るほど質素な毎日。でも、不思議と心は軽かった。 「もう誰にも嘘をつかなくていい」「離婚して、子供たちと本当の笑顔で食卓を囲める」 その喜びが、何よりの栄養でした。

裁判所での宣告。「やっと終わった」清々しい朝
手続きの途中で管財人に「なぜこうなったのか」とはっきり釘を刺された日、私は二度とお金を適当に扱わないと誓いました。 そして、ついに裁判所で免責が降りた日。
「やっと終わった……」 官報に載ったのはわずか1週間ほど(だったと思います)。周りにバレることもありませんでした。 カードは使えなくなりましたが、それは「自分を律するための勲章」だと思えました。
今、悩んでいるあなたへ
破産してなかったら、私は多分、今ここにはいません。破産前の生活を続けていたら身も心もボロボロにこの世から消えていたと思います。そして、 家計簿すら三日坊主だった私が、今では弁護士さんに毎月提出していた収支表を今も続けています。
おかげで収支はバッチリ!
「精一杯生きてやる!破産して。人生の再起動」
※何度も繰り返してしまうのは治療が必要なことだと思います。依存的な問題があるかも。ちなみに当時の夫はギャンブル依存症の診断を離婚と同タイミングくらいで受けていました。
私の中で、離婚する時に悟ったことが1つあります。
「ねぇ。その大きな体と強い力を持つ男の人は、本当は弱い奥さんの心と体の支えになるのが役目なのでは?お互いが無いものを補うように、、、だからよく「夫婦は戦友」と言われるのではないだろうか。」
女性は出産すると、子供を守るために強く変化します。 もし、隣にいる「夫」という人が、あなたの心の支えにならない「戦友」でないのなら。一人で借金を背負って震え続ける必要なんてないと思います。
もしも、この記事を読んでいるのが「夫」にあたる方ならば
本当は、頼りたいのに、強くなっちゃったせいで頼ったり甘えたりするのが下手になった大切な戦友を、その強くて大きな体で守ってあげてください。これができる人はまだ、夫婦関係は修復できるかもしれません。
子供たちの未来を信じて。
大丈夫。これでいいのよ。

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